職親プロジェクト

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職親プロジェクト

PROJECT

ひとりをみんなで支える~職親プロジェクト~

私たちの想い

人間は誰でも失敗します。取り返しのつかないミスや小さなミスまで、いろいろな種類はあるものの、たった一回の失敗で人間としての価値が失われるわけではないと思っています。一回の失敗で、周囲から冷たい視線を浴びたり冷ややかな態度を取られたり…そんな方々にも積極的に私たちは手を差し伸べます。年齢・性別・地域問わず、すべての方々に頼ってもらえる居場所を作っていきたいと思っておりますので、お気軽にご相談ください。

日本財団職親プロジェクトとは?

内容
企業の社会貢献活動と連携し、少年院出院者や刑務所出所者に就労と住居、教育、仲間づくりの機会を提供することで、更生と社会復帰を支援するとともに、再犯率低下の実現を目指す。
設立
2013年2月28日
企業数
78社(東京13社、新潟11社、大阪26社、和歌山15社、福岡13社)
対象者
少年院出院者・刑務所出所者で就労意欲の高い、入院・入所事犯が初入であり、犯罪傾向の進んでいない者※重大事犯、薬物事犯、強制わいせつ事犯などは除く
支援
1人あたり月8万円×6カ月
※現在は法務省が奨励金を支給(2015年4月~)
居住
社員寮、更生保護施設等。中間支援施設(2015年12月~/福岡、大阪、神奈川)
事業
法務省、厚生労働省、企業、NPO等と就労状況や課題共有、解決策を協議するための連絡会議を2カ月に1回開催し、相互連携した上で矯正施設内で採用活動を行い、出所後の円滑な更生と社会復帰を支援する。
特徴
・企業は更生支援に取り組むことを公にし、対象者も社内でオープンにする
・複数の職種の企業が連携
・法務省が矯正・保護の両面でサポート
・厚生労働省が矯正施設内での採用活動を支援
・NPOや弁護士、保護司、学識者等の協力 

つまづいてもやり直せる社会。仕事、学び、住まい、人とのふれあいを通じて、社会の一員として生きる喜びを。
ひとりひとりの笑顔から大きな輪に広がる。

~官民連携で支えるところから~

モデル刑務所づくり~社会復帰につながる矯正施設へ~

01

・職親企業による職業訓練導入
・教育支援(基礎教育・人間教育・カウンセリング)
・少年院在院中のインターンシップ実施(職場見学等、出所後のイメージギャップの縮小)
・離職原因となる対象者の障害、依存症等など、矯正施設から内定企業への情報の一部開示
・矯正施設内での合同採用面接会の実施

◎モデル刑務所
関東:多摩少年院
関西:加古川刑務所
九州:佐賀少年刑務所

教育モデルづくり~刑務所と職親企業をつなぎ、スムーズな社会復帰を支援~

02

・就労開始
・教育支援(基礎教育・人間教育・カウンセリング)※継続して提供
・連絡会議(就労状況や課題解決の協議)
・職親企業担当者研修の開催(出所者受入に係るノウハウ提供)
・勉強会の開催(発達障害、依存症など)
・教育支援施設

職親企業のネットワークづくり~出所者の職場定着に向けた職親企業の連携~

03

・職親企業間における転職支援(職親企業と対象者のベストマッチづくり)
・職親企業間における対象者の職場体験交流の実施(再就職を検討するにあたっての事前体験)
・再犯防止に明るい専門家への相談先の配備(弁護士、依存症の専門家、カウンセラー、臨床心理士など、少年院出院者、刑務所出所者の就労時に問題が発生した際に、適宜相談できる専門家を用意する)
・職親企業間での少年院出院者、刑務所出所者の受入に係るノウハウ共有
・拠点間の連携(他業種の職業体験など)